手書き地図のニーズ、意外と多いことわかった
「オンラインの地図だと情報量が多すぎて見づらい」「ちょっと手を加えたい」など、最近「紙に地図を書いてほしい」と聞かれるようになりました。
- 車庫証明の案内図を作りたい
- 通学路を学校に報告しないといけない
- お店や自宅までのアクセスをシンプルに伝えたい
ボランティア活動で直面した課題
先日、自治会の広報誌配布ボランティアをお手伝いすることになりました。引き継がれた資料は、まさに手書きの地図。作成した人を尋ねると、 Google Map を見ながら白紙に鉛筆で道、目印となる建物、配布先の家を手で書いた、という話をしました。
出来上がった地図は必要な情報しかなくて、わかりやすくて使いやすいが、更新が大変。新しい家が建てたら空白にペンで追加すればいいが、引っ越しで名前が変わったりするとだんだんとわかりにくくなり、作り直しが必要になっていく。
「印刷マップ」のツール
手書き地図の素晴らしい分かりやすさと、デジタル地図の利便性を両立するために、ハイブリッドで使えるツールを作ることにしました。
- シンプルデザイン:余計な装飾を省き、白黒で印刷し、ペンや蛍光ペンで書き込みやすい地図。
- ワンクリック印刷:複雑な操作不要。地図を表示して印刷ボタンを押すだけ。
- 自由に修正可能:地図データは OpenStreetMap なので、間違っているところは自分で修正できる。
ぜひお試しください!
ツール自体はオープンソースとして公開しているので、機能追加のご要望や不具合報告も大歓迎。GitHubでIssueをお待ちしています!